これは、糖尿病人口が世界的に急増しており、糖尿病が人類の脅威であることが示されたことになります。
実際、世界の糖尿病人口はどのくらいあるのでしょうか。正確な統計がとれない国々もありますが、世界では1年間におよそ300万人程度の増加があると考えられています。 2025年には、世界人口の7.3パーセントが糖尿病に罹患しているとの推計もされています。
特に、アジア、中近東での増加が激しいようです。急激な経済発展により、国民の食生活が欧米のそれに似てきたことが原因と考えられています。また、自動車の普及により運動量が減ってきていることも、糖尿病増加に拍車をかけていると考えられています。
また、この決議を受けて2007年より11月14日を「世界糖尿病の日」と定められました。
日本のみならず、世界の脅威となっている糖尿病について、今一度認識を改める必要があるでしょう。