糖尿病と「SNS」


日本におけるインターネット人口は5000万人を超えたと言われています。糖尿病の知識をインターネットから取得している患者さんも少なくないと思われます。

しかしながら、インターネット上のサイトは玉石混淆であり、非常に有益な情報を提供しているサイトもあれば、怪しげな民間療法を奨めて、インチキ商品を売りつける危険なサイトもあります。

一方、2006年9月にミクシィという会社が東証マザーズに株式を上場して大変話題になりました。

この会社は「ミクシィ」というSNSの運営会社で、9月現在会員数が570万人とも言われています。

実にインターネット人口の1割強の人が加入していることになります。

当然のことながら、異業種の大手自動車メーカー、ITの老舗会社等がSNSに参入を計画していると言われています。アメリカの最大手のSNS運営会社も1年以内に日本に進出すると言われています。

これだけ、世間を騒がせているSNSですからインターネットをしている人はもちろんのこと、インターネットをしていない人でもSNSと言う言葉は聞いたことがあると思います。 このSNSの特徴は、会員の紹介がないと会員になれなかったり、自分の知らない人とはやりとりをしなくてよいなど、インターネットの匿名性がかなり薄らいでいることです。

これを、もっと徹底して会員は、糖尿病の患者さん、糖尿病診療スタッフのみというようなSNSを作ると、かなり有効に活用できるかも知れません。


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