ということです。それと、前章では触れませんでしたが Simpleというクラスを定義したとします。 その後[作り方手順] 1.コンストラクタは、クラスの名前と同じ名前である。 2.コンストラクタは、引数を取ることができる。 3.コンストラクタは、戻り値がない(注:void型ではない) 4.デストラクタは、クラスの名前の前にチルダを付ける。 5.デストラクタは、引数がない。戻り値もない 6.コンストラクタもデストラクタも省略されると暗黙のうちに 引数や、中身のない関数が定義されている。 7.コンストラクタもデストラクタもpublicな関数である。
とした場合、MyClassをオブジェクトと言うことがあります。Simple MyClass;
では例題を考えてみましょう。
まず、猫クラスというものを定義することにします。
猫は、普通足が4本あります。毛は種類によって長いものと
短いものがあります。体型は大型と小型があります。
strcpy関数を使っているのでstring.hをインクルードします。
Catクラスの定義をします。
コンストラクタの名前はクラス名と同じCatです。
デストラクタの名前はクラス名にチルダを付けて~Catです。
コンストラクタもデストラクタもpublicです。
デストラクタに引数はありません。
猫の足は4本と決まっているのでlegはprivateにしました。
コンストラクタとデストラクタの関数定義です。 関数の戻り値はありません。従ってreturnは 記述してはいけません。
コンストラクタとデストラクタがいつどこで呼ばれるのかを
はっきりさせるために呼ばれるとその旨表示するようにして
みました。
メンバ関数の定義です。戻り値はvoid型なので returnを記述しています。(void型の時はreturnを 記述しなくても間違いではありません。)
main関数でMaineCoonオブジェクトを宣言すると同時に
初期化しています。American_Shortオブジェクトについても
同様です。
コンストラクタとデストラクタがどこで呼ばれているか 注意してください。
メイン・クーンというのは、
このホーム・ページの表紙となっている猫の種類です。
Update Jan/07/1997 By Y.Kumei