第19章 ファイル操作 その2


今回は、ファイルを作り、書き込むプログラムを作ります。 要領は、前回とほぼ同じです。ファイルをオープンし、書き込み、 ファイルをクローズします。 ファイルを書き込む関数は、fprintf関数です。 例によって、fprintf関数のプロトタイプを見てみましょう。

#include <stdio.h> int fprintf(FILE *stream,const char *format 【,argument 】 ... );

これも、printfに「f」がついただけと考えればわかりやすいですね。 では、早速ファイル書き込みのプログラムを作りましょう。

fopenを”a”モードで使用すると、もしファイルが 無ければ、自動的に作ってくれます。すでにある場合は そのファイルに追加書き込みとなります。

system関数は、引数にdosのコマンドを表す文字列を 入力するとそのdosコマンドを実行してくれるユニーク な関数です。

実行結果を見てみましょう。1文入力の度に ファイルには、改行されて登録されています。 しかし、"this is a test"などのように、 途中にスペースがあると1語ずつ改行されて しまいます。これは、scanf関数の悪いところで プログラミング上で対策を考える必要があります。


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Update Nov/05/1996 By Y.Kumei
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