という形式は、すでにご存知と思います。else以下は 無くてもかまいません。実行内容が、1つの文だけであれば カッコで囲まなくてもOKです。 では、適当なかけ算(九九)を出題して、ユーザーに 答えを入力させて、あっているかどうかを判定する プログラムを考えてみましょう。if(条件式) { 条件式が正しい(真)時の実行内容; }else { 条件式が正しくない(偽)時実行する内容; }
まず、九九をランダムに出題するにはどうしたら よいでしょう。九九はA*Bの形をしており、AもBも 1桁の整数です。ランダムに数を作り出す関数は、 randというのがあります。この関数のプロトタイプは、 次のようになっています。
戻り値として、0からRAND_MAXまでの整数の乱数を 返します。RAND_MAXは、VC++1.51の場合 0x7fff と定義されています。#include <stdlib.h> int rand(void);
まずは、インクルード文とmain関数を作ります。 変数a,b,cをこの位置に書くと、すべての 関数からa,b,cを参照することができます。 ここでは、3つの自作関数を作りましょう。 (関数名がダサイのでもっとカッコイイのにして ください)
while(何とか)というのは、
カッコの中の(何とか)というのが、真の間
次の{}ないを、繰り返し実行します。
この場合、かっこ内が1(真)なので
永久に{}内を実行します。
sakusei関数は、もうわかりますね。
input_answer関数は、ユーザーが99を入力すると 強制的に終了します。(exit)
hantei関数も、説明は不要ですね。
もうお気づきかもしれませんが、
void型で宣言した関数は、
return;でもどります。
処理系によっては、何も書かなくてよい
場合もあります。
今回は、簡単でした。暇な人は、上のプログラムを
改良して、何問中、何問正解か表示するように
作り替えてみてください。また、永久ループ
の抜け方をもっとカッコイイ方法にしてみてください。
Update Oct/26/1996 By Y.Kumei