左の図のように、リンクされた語句やイメージをクリックすると
飛び出してくるのがポップアップウィンドウです。
作り方には、いくつかの方法がありますが、ここでは
一番汎用性のある作り方を解説します。
これだけでは、説明不足なので1つずつ解説します。1.JavaScriptを記述したテキストファイルを作る これに、フォントの指定や表示する文を記述しておく 2.トピックファイルのHTMLのヘッダ部分に1.のjsファイルを 呼び出すスクリプトを書く 3.HEADまたはBODY部分にOBJECTタグを挿入する 4.リンクしたいものをAタグで挟む
1.のjsファイルですが、HTMLの中にJavaScriptを記述する場合
<SCRIPT language="javascript">........</SCRIPT>
のように書きますが、......部分があまりに長いと見にくくなります。 そこで、スクリプト部分を他のファイルに書くことができます。 これがjsファイルです。
// test.js By Y.Kumei
MyFont="MS ゴシック,12" |
コメントは//で入れることができます。
フォントの変数(上の例ではMyFont)="フォントフェイス名,フォントサイズ,キャラクターセット, (PLAIN, BOLD, ITALICまたはUNDERLINE)"
のようにフォント変数を指定します。省略するとデフォルトのものが使われます。
文字列変数(ここではMyText1, MyText2)="表示したい文字列"
改行したいところに「\n」を入れることもできます。
2.についてはHEAD部分に
<SCRIPT language="JavaScript" SRC="../test.js"> </SCRIPT> |
のタグを入れます。SRCの所は1.で作ったファイル名です。 パスの区切りはスラッシュで表します。1つ上のフォルダは「..」で 表します。
3.HEADまたはBODY部分にOBJECTタグを挿入(ActiveXコントロールです)しますが、内容は 次のようにします。
<OBJECT
id=NO2 type="application/x-oleobject" classid="clsid:adb880a6-d8ff-11cf-9377-00aa003b7a11" > </OBJECT> |
id以外の所はすべて同じにしておいてください。idは自分で 任意に指定します。
さて、あとはポップアップウィンドウを出したいところをAタグで 挟みます。
<A HREF=JavaScript:NO2.TextPopup(MyText1,MyFont,9,9,-1,-1)>ここをクリック</A> |
TextPopupはActiveXコントロールのメソッドです。
(OBJECTタグで指定したid).TextPopup(文字列変数, フォント変数, 左右のマージン, 上下のマージン, 文字色, 背景色)
のように使います。
しかし、文字色、背景色は自由に指定することができません。文字色は-1(黒)、 背景色は0(白)、-1(薄い黄色)となっています。
これで、ボップアップウィンドウを出すことができるようになりました。
Update Sep/24/2000 By Y.Kumei