データを追加するにはpushメンバ関数を使います。
先頭の要素を取得するにはfrontメンバ関数を使います。 先頭要素を削除するにはpopメンバ関数を使います。
では、簡単なプログラムを見てみましょう。
整数値をどんどん入力していきます。 これをpushメンバ関数で追加していきます。 データを入れ終わったら、eと入力します。 すると、入力順に数値が表示されます。 これには、frontメンバ関数で、先頭要素を取得し、表示し終わったら 先頭要素を削除します。
また、先頭要素を取得して、表示します。 そして、先頭要素を削除します。 この繰り返しです。何回繰り返すかというと、sizeメンバ関数で取得した 数だけ繰り返せば良いのです。
// queue.cpp #include <iostream> #include <queue> #include <float.h> using namespace std; int main() { queue<int> qu; char data[64]; int i, j, ndata; while (1) { cout << "整数データ(eで終了)---"; cin >> data; if (strcmp(data, "e") == 0) break; ndata = atoi(data); qu.push(ndata); } j = (int)qu.size(); for (i = 0; i < j; i++) { cout << qu.front() << endl; qu.pop(); } return 0; }では、実行結果を見てみましょう。
今回は簡単でした。他の使い道を考えてみてください。
Update Feb/18/2004 By Y.Kumei